50才早期リタイアを目指すブログ

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【サラリーマン向け】JA共済 「ライフロード」のメリットと筆者の契約内容【節税保険】

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 本記事では、個人年金保険料控除を活用した節税をメイン目的としたJA共済 ライフロード」のメリットと筆者の契約内容についてご紹介する。サラリーマンの節税方法は限られているが、iDeco、NISA、ふるさと納税の次に取り組むべき節税手段として生命保険料控除が挙げられる。その具体例として最もおすすめなのがJA共済 ライフロード。少なくとも11年給与収入があり加入継続できることが条件となるが、この記事を見てお得だと感じて頂けた方はぜひお近くのJA共済へ相談に行ってみて下さい。ただし、他の保険商品をしつこく勧められることは無いと思いますが、余計な保険には入らないように注意。

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更新日:2021/06/05

JA共済 ライフロードのメリット

節税効果:節税金額=掛金合計 ×「100%~50%」× 所得税

 日本では「病気になった場合に備える保険」として国もしくは企業の健康保険組合への加入が義務づけられている(国民皆保険制度)。一方で、「死亡した場合や介護が必要になった場合に備える保険」は任意加入であり、国はこれらへ加入するインセンティブとして、支払った保険料に応じて税金が軽減される制度として生命保険料控除を設けている。JA共済ライフロードはこの控除を適用可能。実際の節税額は年収額で決まる所得税率によりますが、年間保険料2万6千円で年間7千円程度の節税効果が見込めます。※控除を受けるには年末調整で書類一枚提出するだけなので、手間はほとんどありません。

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▼控除金額計算表(これに住民税/所得税率を掛けた金額が実際の節税額)

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優秀な利率初期5年間年利0.5%、6年目以降年利0.75%以上(’21実績1.48%)

 JA共済 ライフロードは初期5年間は年利0.5%の固定利率であるものの、6年目以降は物価や市場環境に合わせて最低年利0.75%以上で運用される。マイナス金利時代の2021年実績で利率1.48%と他の個人年金保険と比較して優秀な利率を達成しており、おすすめできる点である。また、利率変動型はある程度インフレに対応できるのも安心材料としてGOOD。

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JA共済 ライフロードのデメリット(リスク)

加入から10年以内に解約すると損

 個人年金保険は満期前に解約すると解約返戻金が払い戻されるが、返戻率(払戻し額/払込み額)が100%以上になるのは11年目。そのため、11年以上サラリーマンとして働くことが怪しい場合は加入しない方が良い。また、10年の間で収入がどうなるか分かりませんので、払い込み金額をあまり高く設定しないことをおすすめします。

▼筆者契約の場合の解約返戻金

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預金保険対象外

 銀行預金であれば銀行が倒産したとき、預金保険制度があるため全額返金されるが、保険商品はこの制度の対象外である。もし、JA共済が倒産した場合はそれまでに支払ったお金が返ってこないリスクがある。これはなんとも言えないが、JA共済の場合は、各地域のJA共済が破綻した場合は相互に保障を継続する仕組みになっており、保険会社よりは多少安心です。ただ、払い込み金額をあまり高く設定しないことをおすすめします。

加入は窓口のみ

 加入手続きはJA共済の窓口に行く必要があり、ネットでの申し込みは不可。大手保険会社含めてこの点は改善してほしいところ。

筆者の契約内容ご紹介

 契約に必要なモノは身分証明書(免許証)と支払いに使用するクレジットカードもしくは銀行キャッシュカードのみ。印鑑などは必要なかったです。筆者はネットで調べていましたが、地域によって異なるかもしれないので、電話で一応確認してから行きました。

【参考URL】お近くのJAを探す|JAグループ (組織)

掛金額:なるべく少額で設定→年間2万6千円

 掛金1.2万円以上になると控除される額が掛金より少額になってしまうため、筆者はなるべく少額での契約をしたい旨を伝えて契約内容を窓口へ相談。

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すると、以下のような保障設計書を作成しながら回答を頂いた。結論としては、最低利率での運用での受取見込額が60万円以上となるようにする必要があることが判明。それを払い込み期間の21年で割った金額が最小掛金額であったため、最終的に年間2万6千円の掛金での契約に落ち着いた。

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年払いか月払いか:年払い

 基本的にどちらでも大差は無いが、年払いにした方が、預入期間が長くなるので最終的な受取額は多くなります。筆者は、残高不足で引落しできないといったトラブルリスクを考えると、払い込む回数は年一回にしておいた方がよいかなと考えて年払いを選択。(※ちなみに、楽天銀行が指定できるなら、引落し毎に3ポイントゲットできるので月払いの方がお得。)

支払い方法:口座引落し(イオン銀行)

 クレジットカード払いを選択できるJA共済であればポイント分お得なので迷わずクレジットカード払いを選択すべき。筆者の地域は口座引落しのみの対応であったので、口座引落しでポイントが付く楽天銀行を指定。しかし、取引不可とのことで泣く泣くイオン銀行を指定した。

節税効果:筆者の契約内容で年間7千円程度

 掛金2万6千円ですので

所得税:2万6千円×1/2+1万円=2万3千円

住民税:2万6千円×1/2+6千円=1万9千円

 にそれぞれ税率を掛けた金額が節税できました。ざっくり年間7千円程度です。

いつ解約するか:50才早期退職時の予定

 節税が目的ですので、控除される給与所得が無くなった時点で解約するつもりです。一応50才まで働くつもりなのでそのときに解約しようと考えています。ただ、その時点での運用利率によっては、元本保証(ただし倒産リスク有)の割に良ければ継続するかもしれません。

 

 最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

以上。

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